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MoGRAA® ディスカバリーエンジン

GPCRを標的とした創薬の困難さを克服するため、当社は様々な先端技術要素を組み合わせることで、GPCRを標的とした抗体の研究開発に最適化されたプラットフォームとして“MoGRAAディスカバリーエンジン”を開発しました。MoGRAAとは、Modification oG-protein coupled Receptor Activation with monoclonal Antibodyを意味する略語で、当社が提唱する新しい抗体医薬品のコンセプトである、『モノクローナル抗体によりGPCRの機能を調節する』ということを表しています。

既存のサイトカインや1回膜貫通型受容体と比較して、GPCRを標的とした抗体医薬開発が困難である理由として下記の要因が挙げられます。

① 生体内に存在する GPCR と同じ立体構造を保持した状態で免疫細胞に対して結合標的となる抗原を提示することが難しい。

② GPCR は、その構造上、抗体がアクセスし結合できる細胞表面上に露出した部位が極めて限定的である。

③ 細胞当たりの標的 GPCR タンパク質の発現量が少なく,抗原作成や評価系構築が困難である。

④ GPCR には構造相同性の高いサブタイプが複数存在し、特定のサブタイプに対して結合特異性を出すことが難しい。

⑤ 機能性抗 GPCR抗体を効率的にスクリーニングする創薬手法が確立されていない。

MoGRAAディスカバリーエンジンにより、GPCRの細胞外部位を認識して結合する抗体を取得すること、さらにその中から優れた抗体医薬品の開発に適した、機能性モノクローナル抗体を見出すことが可能になります。